今朝、目覚めてすぐになぜか思い出した事が
ありました。
それは私が13歳の時の話・・・古っ!
母が、当時46才でしたが、末期癌で入院していました。
だんだん痩せて回復の兆しがない母をみていて、
私は母が治らないのだと知っていました。
学校に行っていても、勉強も遊びも上の空でやっていて
閉塞感が強く、神経が休まる事はありませんでした。
闘病が長くなってきて、辛さは増していき、それでも
母はどんどん痩せて・・・
私は「早くこの状態から解放されたい」と思うように
なっていきました。
そんなある日突然気づきました。
ある意味、私は母が死ぬのを待っているのではないのか?
だって、回復しないのなら、終わりは死を意味するよね?
私は自分のこの感情が恐ろしくて、ものすごい罪悪感を持ち
ました。
もう50年近く経過しても、こうやってふとした瞬間に
溢れてくる感情があります
それで、今朝感じました・・・
人間はあらゆる感情を持つ事を許された存在です。
それが、たとえものすごくネガティブであっても
他者が誰かの持つ感情をコントロールする事は出来ません。
例えば、私が持つ全ての感情は、私のものであり、私の責任です。
だからこそだろうか・・渦中にいる時は感情にもみくちゃ
になって辛いけれど
でも後になって振り返った時、
あんな感情も、こんな感情も体験して思い切り味わったんだ!
と思い返すと、どんな感情もものすごく尊い経験だったのだと
気づきます。
地球で生きるって、苦労が多いとわかっているけれど、
それさえも全部が輝いていて愛おしい
そんな感情が湧いてきて勝手に涙が止まらなくなる事が
よくあります。
皆さんはどんなふうに感じるでしょうか?
自分に対して気長に、思いやりをもって向き合いながら
日常を楽しみたいものですね♡
YUMI

おしゃれなセグロカモメちゃん♡