母は父の浮気に悩んだ末に、

胃癌になり、私が13歳で亡くなりました。



母は47歳でした。



これはわかってくださる方も多いと思うのですが、

「自分自身が親の年齢を超える」

というのは、不思議な感覚があります。


でも、気持ちの上では親子は永遠に親子ですね。




母の1周忌が過ぎてすぐに、父が私に言いました。


「ここでK(父の愛人)も一緒に暮らしたいんやけど

どうかな?」



私はKさんには会った事も話したこともなかったように

記憶してますが・・・



私は父に泣きながら言いました。



「好きにしたらいいやん、
だけどお父さんが私のお母さんを

殺したんやで、それだけは覚えといて。

私はお父さんを一生
許さないから」





私の訴えも空しく・・・・

間もなくKさんはうちの家に引っ越してきました。




Kさんはそれなりに私と兄に気遣いを
していたようには見えました。



私は、Kさんが時々父に泣きながら文句を言ってた

のを目撃していました。



原因は父が私や兄の言う事ばかり聞いて、自分の

事をないがしろにしている・・・という風な内容でした。




今から思うと、父も大変だったでしょうね・・・


兄は高校生、私は中学生

こんな思春期の二人のところに愛人を連れてきて

一緒に住むとは・・・・

父は本当にそれを望んだのだろうか・・・
そんな疑問も湧いてきます。




全員にとってストレスの多い生活が

長く続くわけはありません。




1年位でKさんは「こんな家の敷居は2度と

またがないから!!」と捨て台詞を吐いて

出て行きました。



(その後、4~5年位は父とKさんの関係は
続いていたようでした)



Kさんは元々美容師だったそうです。

でも父と出会ってからは、父に経済的な

援助を受けて仕事をやめて優雅に暮らして

いたと聞きました。


Kさんは自分のキャリアより父の愛人という
立場を選んだことになります・・・




私は中学生なりに思いました。





「男性や男性のお金に左右される生き方はあかん!」


と・・・・



Kさんはその後、私の父とも別れて、

住みこみのお手伝いさんになっていました。




今となればね・・・

父の人生に思いを馳せるのは当たり前ですが、



Kさんの人生にも思いを馳せて

Kさんの苦悩や、感情を思ったりします。



愛するということは、誰かから何かを奪う事でしょうか?



本当の愛とは何だろう?


この頃から私の「愛」に対する探求が始まっていた・・


そんな風に思う今・・・


父にも、Kさんにも大切な生きざまを見せてもらい
有難く感じています。





そんな色々な事を感じながらも・・・


高校を卒業する直前に親友と行った四国旅行中の私↑




ではまた「私のストーリー vol5」に続きます!


最後まで読んでくださった皆さんに感謝致します。





YUMI